小川康先生講座

20170408

薬草とハーブの化学 くすりの“効く”を考える

薬剤師、チベット医 小川康先生

上野桜木 市田邸にて

 

キハダの軟膏作りに参加出来なかったのですが、

チベット医?なんぞ?と言うことで

急遽、参加に。

 

参加者が、薬剤師、トレーナー、アロマ関係、

整体師、漢方、スカイマラソンなど

いつもより少しバラエティに飛んでいました。

いや、そーでもないか(笑)

 

市田邸が、また素晴らしく。

お話は飽きさせない話し方で

引き込ませるのがとても上手。

博識であれもこれも知っていて

誰かに似てると思ったら、

占星術の芳垣先生だー。

 

ケロリンって今まで何の薬か知らなかった。

アスピリンなのね。。。

  

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☆☆☆

バイアスとは。

思考の傾向、偏り

 

医療とは本来不確定なもの。

 

エビデンスとは。

統計学的薬効証明

 

西洋医学が優れていた訳では無い。

西洋医学が入ってきた当時、

欧米に比べてとても清潔だったうえ、

東洋医学も西洋医学も同じくらいだった。

 

政府が必要としていたのは

銃弾の摘出手術と蘭引(蒸留の技術)消毒、

アスピリンクロロホルムなどの麻酔のみ。

 

政府の刷り込み。

 

インド、中国など薬草文化の

根強くのこっている国では自国のものを使う。

海外から輸入など、考えられないとのこと。

日本は昔から良い薬は海を越えてくるという文化。

DNAに刷り込まれている?

 

戦争時くらいから日本の薬剤師業界?

薬学部?は止まっている。

ドイツは、かなりそこから進んでいる。

 

医学を学んだことのない人達の誰もがなぜか自分の身体や健康を「医学のまなざし」で見ることが現代において「普通」になっている事が驚きである。

引田隆也

 

 

 

藍染体験

昨年、タデアイの生葉染めを体験。

発酵させた藍を使って

染物をしているところが

都内にあるということを知ったため参戦。

 

発酵まで自力でやって見たいと思ったけれど、

お話を伺う限り難しそうだ。

 

体験から製造過程や歴史の話、どれもとても興味深くもう少しお話を伺いたかった。

 

 

20170402

 

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藍染工房 壺草苑にて

 

藍染体験】

1.染める布を濡らし、絞りの模様を輪ゴム紐などでつける

2.液に静かにゆっくり沈め、布の中の空気を素早く抜く

3.模様部分にもしっかり色が染み込むように丁寧に布を広げ浸す。この時、空気にふれないように(空気に触れて酸化すると色が染まるため)

4.液の中で絞りやすいようにまとめて、空中へだしたら素早く絞り拡げ空気に触れされる

5.色の濃さは何回も繰り返すことで濃くなる(液の元気の良さにもよる)

6.模様を取って水であらう

 

【染色、纏う意味】

1.薬を着る。植物の殺菌作用、保湿効果など。

2.ステイタス、シンボルなど。紫根など貴重な植物から採れるムラサキ色で位の象徴をあらわす。

3.現在は、ファッションとして。

 

【藍は世界で4種】

タデアイ(タデ科

インドアイ(マメ科

リュウキュウアイ(キツネノマゴ科)

ウォード(アブラナ科

 

タデアイはドライにしても葉の色がグリーンのまま。茎は茶色に変色する。葉だけに色素がある。藍染の原料は葉のみ。

 

【歴史】

藍文化はインド、パキスタンで三千年。日本で千年の歴史がある。江戸時代、武士以外は絹を着てはいけなかったため、庶民は綿を着ていた。綿がいちばん染まるのが藍だった。明治に外国人が来日した際、日本人が全員藍染の服を着ていた。それがJapanblueと言われた。明治40年頃に化学染料が普及し始め、藍文化が衰退していく。現在、日本で原料化出来るところは非常に少なく6~7件。原料化のところから残していきたい。

 

【藍の原料の流れ】

3月上旬大安に種まき

5月上旬に畑へ移植

梅雨明けに刈り取り、茎と派を分けて天日干し

寝床に積み上げ、水を掛けて発酵させる

1週間おきに山を崩し、発酵を繰り返し凝縮させる

黒くなったら、蒅(すくも)の出来上がり

 

【液の作り方】

蒅+木灰+石灰、日本酒、ふすま

木灰は灰に熱湯を掛けてその上澄みを使う。

日本酒、ふすまは、菌のエサ

 

菌はアルカリ性ph10.5~11.5にしか生息できない

1週間から10日で発酵

最低1日1回は攪拌して、呼吸させる。

3ヶ月くらい使えるのが目標

梅雨時からお盆前は雑菌が多く駄目になりやすい

 

 

映画

あの頃、君を追いかけた

台湾 2011年

クー・チェンドン ミシェル・チェン

 

青春恋愛

5人の悪ガキ高校生と美人で優等生。

惹かれ合うふたり、すれ違うふたり。

 

ミシェル・チェンが安定の可愛さ。

これぞ、台湾青春恋愛ドラマって感じの

笑いもあって、純粋で、

ちょっと切ない感じ。

そーゆーところ、

台湾のドラマや映画は上手な気がする。

下ネタが割と入っていたのが意外だった。

 

 

レベルアップ

文章化を練習したくてブログを始めたのに

ボンヤリしてて書きたいことが浮かばない。

 

よくよく考えてみれば

「創ること」は好きなのだが自由に作っていいよ

と言われると、毎回ボーゼンとしてしまうのだった。

 

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その上、とにかくあまり考えすぎないようにと

数年前に比べて、考えたりする量が

習慣になっている飲酒のせいか

はたまた、老化のせいもあるのか

それとも、練習の効果かわからないけど

明らかに減ってきていて、

誰かになにかを伝えたい熱い想いとかすら

自分の中に留めている雰囲気がない。

いや、自分がつかみきれていないだけなのか?

 

草も猫も台湾も大好きなんだけれど

それは、自分が自分の責任で好きと言うだけで

他の人がどうだろうが、

基本的には私は知ったこっちゃない。

 

ただ、やっぱり共感出来る人、

同じものが好きな人と

同じ空間でコミュニケーションする事は

純粋な気持ちで接していれば

心地よさと、レベルアップするような高揚感で素晴らしい。

 

今日も、レベルアップ出来るような1日を目指そう。

 

 

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2017年の目標

 

今年の目標は「ていねいに生きる」です。

 

ひとつひとつていねいに。

 

自分で自覚する無駄遣い。

記憶がなくなるまで誰かと飲むお酒の時間。

味がわからない状態で食べるご飯。

いつも一緒にいてくれるペットの大切さ。

痛みも不具合もなく健康でいること。

芽が生え、花が咲くこと。

誰かと笑うこと。

 

どれが大切なものか見極めて

その時間を大事に大事にていねいに。

 

心、からだ、魂に大切なものを染み渡らせるように。

無意識だったものには意識を向けて。

雑に扱っていたものは優しい気持ちで。

 

そして、自分のパワースポットが自分であれるように。

 

七草

自分の中の戦い。

新しい出会いと過去の自分を見ているような人々。
草を食む人。
優雅さと粗雑さ。

精神的な重さから肉体の重さ。年末年始の重さ。

ループする。
自分を丁寧に生きる。

愛するもの。愛されること。
自分のために生きる。
人のために生きる。

誰かのために生きる。

動く人。
とどまる人。

また明日。

お屠蘇

あけましておめでとうございます。

 

猫たちとダランダランした正月です。
初詣に行こうか、仕事を始めるか、
年末にやりそこなった掃除をやろうか。。。とぼんやりしているトゥデイ。

 

なぜか昨日からくしゃみ鼻水が止まりません。
花粉?

 

野草を勉強し始めて1年が経ちました。
ひとつひとつに名前があって、
植物がこんなに生活に密着しているものだと
日々感動しております。

 

ということで、お正月。お屠蘇(おとそ)について。

わたくし、昨年までお屠蘇は、お正月に飲む日本酒のことだと思っておりました。てへ。


お屠蘇は薬酒の一種だったんですね。
平安時代に中国(唐)より伝わったそうです。
「邪気を屠(ほふ)り、魂を蘇らせる」

一年の邪気を祓い、長寿を願って元旦に飲む縁起物のお酒です。


屠蘇散(屠蘇延命散)といわれる5~10種類の生薬を配合したものを日本酒+本みりんに5~8時間漬けこんだものだそうです。
効能は胃腸を活発にし、血行を良くし、発汗を促進し、風邪を引きにくくします。

 

白朮(びゃくじゅつ)オケラの根、山椒(さんしょう)さんしょうの実、桔梗(ききょう)ききょうの根、肉桂(にっけい)シナモン、防風(ぼうふう)ぼうふうの根、陳皮(ちんぴ)みかんの皮、細辛(さいしん)ウスバサイシン、乾薑(かんきょう)しょうが 

 

ほぼほぼ漢方ですね。
昔は日本ももっと植物や漢方が自然に生活に取り込まれていたことがわかります。
薬効はそれぞれありますが、そんなに摂取量が多くないので医療効果は少ないようです。

 

屠蘇器(とそき)という朱塗りやスズのお銚子と三段重ねの盃でいただきます。すてきだなーーー。

 

http://search.rakuten.co.jp/search/mall/-/505550/
http://www.rakuten.ne.jp/gold/yobi/tokushu/tokushu_100/

 

今年は、屠蘇散をいただいてきたので
ミリンに漬け込んでいただいたのですが、
酒飲みの私には甘すぎました。

来年は、自分で色々ブレンドした屠蘇散を作り
日本酒多めでトライします。

ミリンも自分で作りたいな。

 

 

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